スリランカ航空でサウジアラビアからコロンボ乗り継ぎでシンガポールへ/2023_中東の旅-9

スリランカ航空_A330-200

駆け足で回ったクウェート、バーレーン、サウジアラビアの旅、最後の国サウジアラビアのリヤドから帰国します。
リヤドからスリランカ航空でコロンボに向かいます。

リヤド キング・ハーリド国際空港に3時間以上前に到着しましたが、すでに搭乗手続きが始まっていました。
「時間がかかるのかな」と思いましたが、それほど時間がかからずに搭乗手続きは完了しました。

リヤド空港_モスク

空港前のモスクを眺めて、サウジアラビアの出国手続きに向かいます。

サウジアラビアの出国手続きもあっさりと終わり、制限エリアに入ることができました。
最近まで観光客に開放していなかったサウジアラビアなので、出入国手続きは厳しいのかと思っていましたが、バーレーンからの入国の時も、空港での出国も全く厳しくありませんでした。
イスラム教の国なので、服装など注意すべき点はありますが、普通にしておけば、問題なく通過できます。

wellcome lounge

予定より早く出国できたので、プライオリティパスで入ることができるWellcome Loungeに行くことにします。

wellcome lounge_食事

食事と飲み物をいただいて過ごします。
アルコールはご法度の国なので、ラウンジでも当然ありません。

wellcome lounge_デザート

その代わりにデザート類などの甘いものは豊富にありました。
サウジアラビア鉄道のラウンジにもデザート類がありましたが、サウジ人は本当に甘いものが好きなようですね。

wellcome lounge_シャワー

シャワーを利用することができたので、利用利用させていただきます。

さっぱりとしたところで、搭乗開始時刻が近づいてきたので、ラウンジを出て、搭乗口へ向かいます。
スリランカ航空266便、コロンボ バンダラナイケ国際空港行き、機体はエアバスA330-200です。

搭乗開始のアナウンスがあり、機内に乗り込みます。
機内はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスで、座席はビジネスクラスが2-2-2の座席配置、エコノミークラスが2-4-2の座席配置です。

スリランカ航空_エコノミー座席
スリランカ航空_A330-200_安全のしおり
スリランカ航空_シートモニター

指定された座席に座って驚いたのが、シートモニターのへたり具合で、画面がかなり乱れてしまっています。
見れば座席のクッションもへたっている感じがしないでもありません。
今回搭乗したスリランカ航空266便で使われている機材を調べたところ、1999年12月から使われている24年目の機材でした。
日系のJALやANAだと平均寿命が10年~12年程度、一般的な飛行機の平均寿命が20年~25年程度といわれているので、24年となるとかなりのベテラン機になります。

22時59分にリヤド キング・ハーリド国際空港を飛び立ちました。
リヤド キング・ハーリド国際空港からコロンボ バンダラナイケ国際空港までは、5時間10分のフライト予定です。

UL266_機内食

離陸してすぐに食事の提供が始まりました。
スリランカ航空の機内に乗っているので、アルコール類も提供されるだろうと思い、ビールを頼んだのですが、「サウジタイム」と言われ断られてしまいました。

UL266_ライオンビール
UL266_フライトマップ

コロンボに着くまでアルコール類はお預けかと思っていると、しばらくして「サウジタイム」と言って断った男性CAがビールを席まで持ってきてくれて、「OK」と一言言って去っていきました。
フライトモニターを見ると、飛行機がサウジアラビア領空を出て、オマーン領空を飛んでいました。
サウジアラビアでは領空内での酒類の提供も禁止されているらしく、飛行機がサウジアラビア領空から出た瞬間に酒類の提供が始まったというわけです。
最後にサウジアラビアの酒類に対する厳しい戒律を見せつけられました。

機内食を食べ終わり、久しぶりのアルコールを飲んだこともあり、少しウトウトしていると、コロンボ・バンダラナイケ国際空港への着陸態勢に入るアナウンスが流れました。

6時10分、リヤドから約4時間40分のフライトでコロンボ バンダラナイケ国際空港に着陸しました。

引き続き、シンガポールへ向かうのですが、乗り継ぎ時間はわずか1時間10分しかありません。
しかし、コロンボ バンダラナイケ国際空港は待合室前で荷物検査を行うため、飛行機を降りたら次の搭乗口へ向かうことになるので、1時間の乗り継ぎ時間があれば十分に間に合うシステムなのです。

スリランカ航空_A330-200

待合室で荷物検査をしてもらい、搭乗手続きもすでに開始されていたので、そのまま機内に進みます。
スリランカ航空302便、シンガポール チャンギ国際空港行き、機体はエアバスA330-200です。

機内はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス、座席はビジネスクラスが2-2-2の座席配置、エコノミークラスが2-4-2の座席配置です。

リヤドからコロンボまで乗ってきたのと同じ機体ではありませんでしたが、同タイプの機体で、こちらは、先ほどより1カ月早い1999年11月から使われている24年目の機材でした。

UL302_シートモニター

今回のシートモニターは画面はきちんと映っていましたが、画面周りの汚れや傷みに経年を感じてしまいます。
近くの席には故障しているモニターが見られました。

7時39分にコロンボ バンダラナイケ国際空港を飛び立ちました。
コロンボ バンダラナイケ国際空港からシンガポール チャンギ国際空港までは、4時間のフライト予定です。

UL302_機内食

機内食は朝昼兼用のような時間に提供されました。
スリランカ人の主食はカレーなので、これで満足なんでしょうが、日本人の僕にとっては朝食としては少し重い感じです。味は美味しかったので、何とか全部食べることができましたが、少しつらかったですね。

13時49分、シンガポール チャンギ国際空港に着陸しました。
シンガポールから日本へ向かうフライトは深夜便のため、12時間近くの待ち時間ができます。
時間もあるので、久しぶりにシンガポールに入国することにし、入国審査場へ向かいます。

スリランカ航空は、今回バンコク~コロンボ、コロンボ~クウェート、リヤド~コロンボ、コロンボ~シンガポールの計4回利用しましたが、後半の2フライトの機体が古くて、機内もボロボロという印象が強すぎて、その印象しか残っていません。
機内食もおいしかったのですが、カレー系の食事ばかりなので、続くと飽きてくるかもしれません。
紅茶はおいしいのは、さすがスリランカです。
値段はお安いので、ワンワールド系に乗ってマイルをためるのには、良いかもしれません。

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