タシュケントからタジキスタンのドゥシャンベへ飛行機で向かいます。

到着したターミナルを出て、すぐ横の第2ターミナルまで歩いて向かいます。
別の建物の陰になっていて、分かりにくいですが、歩いて5分ほどで行くことができます。

第2ターミナルに入り、国際線出発予定表で搭乗カウンターの確認をします。
ロシアや中東方面への出発便が目立つ一方、中央アジア各国へはカザフスタンのアルマトイとアスタナ、搭乗予定のタジキスタンのドゥシャンベがある程度で、かなり少ないですね。
ドゥシャンベへ向かうフライトはタジキスタンの航空会社サモンエアを利用します。
今回利用するタシュケント発ドゥシャンベ行きサモンエア226便、タシュケントの出発予定時刻が午前1時30分、ドゥシャンベの到着予定時刻が午前2時20分という、ド深夜フライトです。
出発も到着も真夜中というフライトは初体験ですが、搭乗してどんな感じなのか見てみたいと思います。

チェックインが始まったので、指定されたカウンターへ。
フライトはTrip.comで予約しましたが、問題なくチケットが発券されました。
Trip.comに最近お世話になることが多いのですが、これまでは中国、香港系の航空会社でのみ利用していたので、他の地域の航空会社で使ったのは初めてで不安もあったのですが問題なさそうです。
これまでは航空会社のHPで直接購入することが多かったのですが、今後はTrip.comにお世話になることも増えそうです。
チケットも手に入り、やることがないので出国します。
出国審査場で何か言われるかと思ってましたが、何も聞かれずにウズベキスタン出国のスタンプが押されました。
数日後にウズベキスタンに戻ってきますが、いったんウズベキスタンとはさよならです。

出発まで時間があるので、制限エリアをウロウロします。
プライオリティパスで利用することができる「Anjir Business Lounge」があります。
利用はしませんでしたが、プライオリティパスで2時間まで滞在することができ、ソフトドリンク類の提供があるそうです。

「TASHKENT AIRPORT HOTEL」という宿泊施設がありました。
トランジット利用の旅行客が利用できる施設で、中はカプセルホテル仕様の部屋と共用シャワーがあるそうです。
利用料金は30ドルから150ドルまであるようですが、ホテルの予約サイトで確認すると80ドルから120ドルぐらいでした。
ちょっと高いかなという気がしますね。

搭乗ゲートにやってきました。
かなりの乗客が集まっています。
深夜帯のフライトなのに、この盛況ぶりは以外でした。
タシュケントからドゥシャンベへのフライトは日に1~2便程度と少ないので、高い利用率になるのかもしれないすね。

搭乗手続きが開始されました。
搭乗機は沖止めのようなので、ゲートからはバス移動です。


連絡バスを降りて、タラップを上がって機内に乗り込みます。
暗くて機体の外観はほとんどわかりませんが、「Somon Air」「tajikistan」の文字だけは確認することができました。
サモンエア226便、ドゥシャンベ国際空港行き、機体はボーイング737-800です。

機内はエコノミークラスのみ、座席は3-3の座席配置です。

今回利用した座席はエコノミークラス3人掛けの窓際席です。
座席にはシートモニターは無く、コンセントやUSBなどの充電設備もありません。
前の席との間隔も狭いし、皮張りの座席や何もないシート設備などから、以前はLCCで使われていた機材かなという気がします。
調べたところ、タイ・ライオンエアで使われていた機材のようです。

沖止めで搭乗に手間取ったのか、定刻の1時30分から20分ほど遅れて機体が動き始めました。
深夜の時間帯ということもあって動き出すとスムーズに滑走路に向かい、そのまま離陸してドゥシャンベへ向かいます。

シートベルト着用サインが消えると、機内サービスが開始されました。
機内サービスと言ってもコップ1杯の飲料水のみ、わずか50分のフライトなので、最低限のサービスという感じです。
紙カップには「SOMON AIR」のロゴが入っていたので、記念にはなりました。

あっという間にシートベルト着用サインが点灯して、機内が暗くなり着陸態勢に入りました。
2時34分、ドゥシャンベ国際空港に着陸、タシュケントからわずか45分ほどのフライトでした。
これまでに搭乗した国際線のフライトでは最短の搭乗時間です。
サモンエアを利用した感想ですが、サービス面は最低限という感じでした。
フライト時間が50分しか無いので機内食が出るとかは全く期待していませんでしたが、提供されたのがコップ1杯の飲料水だけというのは、今までには無かったですし、機内の雰囲気からも、LCCに搭乗したような気分です。
サモンエアは数少ない保有機で運行しているため、タシュケントからドゥシャンベへのフライトは、毎日運航ではなく、時刻も朝だったり夕方だったりド深夜だったりとバラバラなので使いにくいところもあります。

降機して入国審査場へ向かいます。
タジキスタンは、2022年1月から30日以内の短期滞在については、日本人はビザが免除されているので出入国カードの記入のみで入国できます。
入国審査場で、この出入国カードのルールがわからず右往左往していると、どこからともなく表れた男性が出入国カードを渡してくれました。
出入国カードを書き終えると、審査場は長蛇の列、しかもどこに並べばよいのかわからず困っていると先ほどの男性がやってきて、こっちへ来いと手招きして案内してくれます。
並ぶ場所を教えてくれるんだな、と思い安心してついていくと、なんと長蛇の列をおもいっきりすっ飛ばして、列の先頭へ連れていき、入国審査官に「次にこいつをやってくれ」とでも言ったのでしょうか、それだけを伝えると、そのまま去って行ってしまいました。
おそらく入国審査場の職員と思しき男性にお礼だけは言えましたが、ただの旅行者に対しての特別待遇にびっくりです。
タジキスタンはイスラム教徒が国民の多数を占める国なのですが、イスラム教の人々は旅行者に対してすごく親切な印象があるのですが、ここでもそれが出たのかもしれません。
改めてありがとうございました。
パスポートに入国スタンプが押されて、135ヶ国タジキスタンに入国することができました。
タシュケントで預かった荷物を受け取り、外へ出たのですが、ただ今の時間は午前3時過ぎ、現地通貨への両替はしていませんし、simカードもありません、ホテルも今日の午後チェックインで予約しているので、今の時間に行くことはできないので、明るくなるまで空港で待機することにします。
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