2月20日は旅券の日でしたが、 旅券の日に日本出国しました/2023_中東の旅-1

UL403

2月20日は「旅券の日」だそうです。

明治11年(1878年)2月20日、「海外旅券規則」が制定され、法令上初めて「旅券」の用語が使用されたのを記念して、平成10年(1998年)に同日を「旅券の日」と定めたそうです。

旅券の日の2月20日に日本を出国して、2023年の初旅に出かけました。
今回の目的地は中東で未訪問のクウェート、バーレーン、サウジアラビアの3か国です。

羽田空港_第3ターミナル_JALカウンター

今回の旅は東京羽田空港の国際線第3ターミナルからの出発です。
今回初めて日本航空の国際線に乗りバンコクへ向かいます。

僕自身が全日空のマイレージをメインで使っているというのもあるのですが、いつも使っている関西空港からだと、タイ国際航空やシンガポール航空などの東南アジア系、中国国際航空や中国東方航空、キャセイパシフィック航空などの中国系、大韓航空やアシアナ航空の韓国系、カタール航空やエミレーツ航空などの中東系もしくはエアアジアやピーチなどのLCCで飛ぶことがほとんどなので、JALやANAに乗って海外に出発するという機会はほとんどありません。
去年のタイの帰りにANAの羽田経由関西空港着というので帰ってきましたが、この時全日空の国際線に乗ったのは6年ぶりでした。

羽田空港_JAL自動チェックイン機
羽田空港_JAL自動チェックイン機

羽田空港の日本航空のチェックインカウンターで手続きを行いましたが、手続きはカウンター前の自動チェックイン機とSelf Baggage Drop(自動手荷物預け機)で行うようにされていました。
コロナで自動化がより一層進んでますね。

出発時間の2時間前にチェックインをしたので、完了後そのまま出国審査場へ向かいます。
最近は審査場での時間がかかると聞いていたのですが、22時過ぎという時間なのか、それほど混んでこらず、10分程度で審査場を抜けることができました。

JL33_搭乗案内

空いている店がほとんど無かったので、搭乗ゲート前の待合所で待つことにしたのですが、1時間ぐらい前に来たら、かなり混雑していました。
去年の6月に関西空港からバンコクへ飛んだ時と比べて、明らかに乗客の数は増えています。
搭乗開始のアナウンスがあり、機内に乗り込みます。

羽田からバンコクへは、日本航空JL33便に搭乗します。
JL33便の機体はボーイング787-8 DreamLinerです。
エコノミークラス2人がけの窓側の座席でしたが、隣の通路側にも座る人がいました。
搭乗率は90%を超える感じです。

日付が変わって21日0時28分、定刻より20分ほど遅れて出発しました。
バンコクまでは約5時間30分のフライトです。

離陸後すぐに寝てしまい、目覚めたら朝食を配っている最中でした。
寝ぼけた状態で機内食の写真を撮っていたので、機内食の写真は見事なまでのボケまくり状態…。
朝食はフレンチトーストにサラダと小鉢、ヨーグルトにクロワッサンというメニューでした。

朝食を食べたら、また寝てしまい、衝撃で目を覚めすと、バンコクスワンナプーム国際空港に着陸していました。
日本を出る前に、お勧めのインド映画を聞いていて、機内のリストに有ったので見ようと思っていましたが、ほとんど寝てしまっていて見れませんでした。
帰りにもJALを利用するので、そこでリベンジですかね。

バンコク_ミラクルラウンジ_館内

次のコロンボ行きの乗り継ぎまで3時間40分しかないので、タイには入国せず、乗り継ぎ用の保安検査場へ向かいます。
早朝という事もあって、ほとんど待たずに通過し、出発フロアーへ上がりました。
ここまでスムーズだったこともあり、乗継便の出発まで3時間以上の待ち時間があったので、プライオリティパスを使って、ラウンジで待つことにしました。
バンコクのプライオリティパスが使えるラウンジはいくつかあるのですが、今いる場所から一番近くにあったミラクルラウンジに入ることにしました。

バンコク_ミラクルラウンジ_食事

ラウンジに入って、空いていた座席に荷物を置き、食事のコーナーで向かいました。
機内食の朝食を食べましたが、物足りなかったので、ここで食事をとることに、サンドイッチとソーセージ、そしてタイらしくクイッティアオがあったのでチョイスしました。
このクイッティアオがバンコクに来てると感じさせてくれる唯一の食べ物でした。

今回バンコクでは空港から一歩も出ずになりましたが、昨年も来ているし、これからも乗り継ぎで来ることは何度もあると思うので、次の機会には、タイ料理も食べたいし、タイマッサージも受けたいですね。

UL403_搭乗案内
UL403

バンコクからコロンボへは、スリランカ航空UL403便に搭乗します。
スリランカ航空は初めての搭乗です。
UL403便の機体はエアバスA321-251N、エアバスA321neoシリーズです。
エコノミークラスに乗り込みます。
このフライトは、ほぼ満席でした。

9時01分、定刻より20分ほど遅れて、コロンボに向けて出発しました。
コロンボまで約3時間のフライトです。

UL403_機内食

離陸後シートベルト着用サインが消えると朝の時間帯という事で、すぐに食事の提供がありました。
ご飯にカレーと野菜の炒め物が乗っているプレートがメインでヨーグルトと果物とパンでした。
ヨーグルトはタイ語表記なので、バンコク発のケータリングです。
バンコクでの待ち時間の間にラウンジで食べていて、それほどお腹は空いていなかったのですが、味もよく、美味しくいただき完食しました。

食事も終わるとミャンマーを超えて、インド洋上空を飛行中、コロンボまではあと1時間30分ほどでした。
映画を見ようかと思ったのですが、1時間30分では見たいなと思った映画は見ることが出来ないので、ここでも映画を見るのを諦めました。
この後、コロンボからクウェートへのフライトは5時間30分かかる予定ですし、夕方から夜のフライトになるので、機外の景色もほとんど見れないと思うので、そこで見ることができるかな。

機内からもスリランカの大地が見えるようになると、目的地のコロンボはもうすぐです。
シートベルト着用の案内があってから20分ほどの10時40分過ぎにスリランカ、コロンボバンダラナイケ国際空港に無事着陸しました。

バンダラナイケ国際空港

空港内の出発エリアへ、入国審査場前には仏像があり、仏教国スリランカらしいお出迎えがあったのですが、コロンボから乗り継ぐので、そのまま入国せずに次の乗り継ぎの飛行機を待ちます。
コロンボバンダラナイケ国際空港は乗り継ぎ用の審査場は無く、荷物検査は搭乗口前の待合室のところで行うスタイルのため、乗り継ぎの時は次の飛行機の搭乗口へ直接向かいます。
次に乗るクウェート行きの出発は18時15分発なので、7時間30分の待ち時間があります。
7時間30分もあるので、まだ入国したことのないスリランカに入国したいところですが、この時間では、コロンボ市内に行って帰ってこれるかぐらいの時間しかありませんし、ビザを取らないといけないいので、今回はトランジットエリア内のラウンジで過ごすことにしました。

バンダラナイケ国際空港_ロータスラウンジ

プライオリティパスを使って入れるロータスラウンジに入ります。
ここは6時間まで滞在できるので、ちょうど待ち時間の大半をここで過ごすことができました。

バンダラナイケ国際空港_ロータスラウンジ

ラウンジに入ってすぐは出発便が多い時間だったのか、結構込み合っていましたが、お昼を過ぎるとほとんど人もいなくなりました。

バンダラナイケ国際空港_ロータスラウンジ
バンダラナイケ国際空港_ロータスラウンジ
バンダラナイケ国際空港_ロータスラウンジ

料理の種類はバンコクより多くあった印象です。
スリランカはカレーのイメージがあるのですが、カレーは無かったような気がします。
食事を頂き、まったりと6時間近く過ごして、クウェート行きの出発時刻が近づいてきたので、搭乗ゲートへと向かうことにしました。

搭乗ゲート前に向かうと手荷物検査を行う人で列ができており、時間がかかるかなとも思ったのですが、15分ほどで手荷物検査も終わり、待合所へ入ることができました。

待合所に入るとすぐに搭乗が開始されました。
インドに近いスリランカなので、イメージ的に人が並ばないんじゃないかと思っていたのですが、意外にも秩序が守られていて、スムーズに機内に搭乗することができました。

コロンボからクウェートへは、スリランカ航空UL229便に搭乗します。
UL229便の機体はエアバスA330-343、エアバスA330-300シリーズです。
エコノミークラスに乗り込みます。
このフライトもほぼ満席でした。

18時23分クウェートに向けて出発しました。
クウェートまで約5時間のフライトです。

DSC_0221

シートベルトサインが消えると、すぐに機内食の提供が始まりました。
この機内食はカレーにサフランライスとスリランカらしいメニューで、美味しくいただくことができました。
食後のドリンクは紅茶をいただき、入国できなかったスリランカ気分を少しだけ堪能しました。

夜のフライトなので、景色を眺めることもできないので、クウェートまでは映画を見て過ごすことにしました。
羽田からバンコクまでのJALで見ることが出来なかったインド映画があれば、見たかったのですが、この機内にはなく、違うインド映画を見て過ごしました。

バンコク、コロンボでのトランジットの際にラウンジで休んだとはいえ、1日飛行機に乗りっぱなしの移動で疲れを感じ始めたころ、ようやく目的地クウェートへの着陸態勢に入りました。

暗かった機外の窓から街の明かりが見え始めました。
いよいよクウェートに到着です。
軽い衝撃でクウェート国際空港に着陸し、ボーディングブリッジへ、定刻の21時20分に到着しました。

機内から降機して、クウェートの入国審査へ向かいます。
クウェートの入国には、日本人はビザが必要なのですが、日本人は到着空港でのアライバルビザの取得が可能です。
入国審査場へ向かう手前にビザセクションがあり、そこで手続きを行いました。
費用は3KWD(クウェートディナール)、書類を記入し、代金を払うとすぐにビザが発行されました。
インターネットでの取得も同じ3クウェートディナールで可能ですので、日本で事前に取得しておくのも可能です。

入国審査も兼ねてくれていたので、そのまま125ヶ国目の訪問国クウェートに入国することができました。

預け荷物を受け取り外へ、ここまで入国してだいたい40分位で、来ることが出来ました。
22時を過ぎていましたが販売している店があったのでSimカードを購入して、空港内のタクシー乗り場から予約しているホテルへタクシーで向かいます。
空港から市内へのタクシー料金は固定金額で8KWDでした。
空港から市内中心部へのエアポートバスもあるようですが、現地人も今日のバスは終わったと言ってるので、確実にホテルへ連れて行ってくれることが優先です。
タクシーで街の中心部のホテルへ向かっているときもバスの姿はほとんど見なかったので、彼らの言っていたことは本当なんでしょう。
20分ほどで予約していたホテルに到着、羽田空港出発から約30時間、長い1日が終わりました。

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