宮崎からの荷物を受け取り、乗り継ぐドゥシャンベ行きのチェックインに向かう前に、タシュケント空港の到着エリアで済ましておきたい用事をしておきます。

予定ではタジギスタンへ行った後、陸路でウズベキスタンへ戻ってくる予定なので、国境でウズベキスタンのお金が手に入らなかった場合も考え、少額のウズベキスタンスムを用意してすべく、到着エリアにあった両替所に行きました。
20USドルを出したのですが、それをまじまじと観察する担当者。
そして一言、「ここが破れているから交換できない」
アフリカなんかで聞いたことのある「破れた通貨は受け付けない」を、まさかのウズベキスタンで喰らいました。
破れている言われても、まじまじと探さないととわからないレベルなんですど…
新札の100USドル札を持っているのですが使いたくなかったので、ここでの両替はあきらめました。
タシュケント国際空港で両替をする際には新札を準備しておいたほうがよさそうです。
ATMはあるので、現地通貨を直接引き出すことも可能です。
SIMカードも買っておきます。
ウズベキスタンには「Beeline」、「Mobiuz」、「Ucell」、「Uzmobile」などの通信会社があります。
各通信会社とも到着エリア内に契約コーナーを出しています。
今回僕が利用したのは、たまたま目の前にあった「Uzmobile」です。
Uzmobileは国営の通信会社で、エリアが広く、田舎でもつながるのが売りだそうです。
実際にウズベキスタン滞在中に利用できなかったのは、タジキスタンからサマルカンドへ抜けるときの国境付近や、ヌクスからサマルカンドへ列車で移動している際の砂漠地帯を走っていた時くらいだったので、ほとんど困ることはありませんでした。

データ容量は20GBで料金は65000スムでした。
ウズベキスタンは約2週間の滞在予定なので、20GBあれば充分でしょう。
申込にパスポートが必要です。
設定は手続きをしてくれたお姉さんがすべてやってくれたので、すぐに使えるようになりました。
今回の滞在は約2週間だったため、登録はしませんでしたが、ウズベキスタンで長期間滞在する際は、海外から持ち込んだスマートフォンに現地のSIMカードを挿して使用する場合、IMEI(国際移動体装置識別番号)の登録が必須となります。
この登録を行わないと、設定された期間(以前は1ヶ月とされていましたが、現在は60日以内という情報が一般的です)が経過した後、未登録のスマートフォンからは通信ができなくなります。
もし今後ウズベキスタンに再び訪れることになり、今回SIMカードを挿入したスマートフォンを再び利用する際には、IMEIの登録手続きを行わないと通信ができなくなる可能性があります。

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