※この旅行記は、2026年5月に訪れた際の記録です。
前日のルアンダ到着時、空港では必要最低限のクワンザだけを両替しました。
残りは翌日、市内の銀行で両替するつもりでした。
ところが、この判断から思わぬ事実を知ることになります。
アンゴラ2日目。
今日はルアンダと近郊の観光に出かける予定ですが、昨日必要最低限の両替しかしなかったこともあり、クワンザの手持ちが足りません。
そこで、まずは市内の銀行へ行って両替することにしました。
地図で確認すると、市内に銀行が集まっている場所があります。
ここへ行けば、両替はできそうです。

銀行が集まっている付近に到着すると、チェンジマネーと声をかけてくるおば様の集団がいました。
念のためレートを聞いてみると、1USドル=1,000クワンザとのこと。
前日に空港で両替したレートより100クワンザも良いレートです。
とはいえ、ここは銀行が集まっているエリア。
おば様と闇両替して、あとからややこしいことになっては困るので、まずは近くの銀行に入ってみることにしました。
ドアを開けてくれた警備員に「Câmbio(両替)」と伝えると、
「マダム」
と言ってきます。
「マダム?」
どういうこと?
ちょっと言っていることが分からない、という顔をしていると、警備員がさらに説明してくれました。
どうやら、この銀行では両替をやっていないらしく、その辺にいる「マダム」が両替をやってくれるので、そちらへ行けとのこと。
銀行で両替を断られるだけならまだしも、まさかその辺のおば様を紹介されるとは。
でもこれって、銀行が闇両替を公認しているってことになりませんか。
これまで140ヶ国を旅してきた中で、闇両替を経験した国はいくつかあります。
例えば、2000年頃のハイパーインフレ時代のジンバブエでは、公定レートと実勢レートが大きく違い、銀行ではなく闇両替を利用することもありました。
しかし、銀行で「その辺のおば様と闇両替して」と案内されたのは初めてです。
調べたところ、首都のルアンダなどの街角に座り、プラスチックの椅子や日傘を広げ、現金を手に持っている女性の路上両替商たちを、通称「キングジスタ」と呼んでいます。
銀行よりもレートが良いことから、現地では広く利用されているとのこと。
「キングジスタ」がいるのは、地図上で赤い丸で囲ったエリアです。

というわけで、その辺にいるおば様たちにレートを聞いていくことにしました。
何人かに聞いてみると、レートはそれぞれ微妙に違います。
なんと一番レートが良かったのは、最初に声をかけてきたおば様でした。
結局、最初のおば様のところへ戻り、両替をお願いすることにしました。
両替を行ったあとは、レートと受け取ったクワンザの金額に間違いがないか、きちんと確認します。
問題ないことを確認して、無事にクワンザを手に入れることができました。
銀行で両替するつもりで出かけたのに、まさか銀行で闇両替を勧められるとは。
思わぬ展開となりましたが、無事にクワンザも手に入ったので、ルアンダの観光に向かうことにします。
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