タイ国鉄マハーチャイ線に乗車/2022_タイ、モルディブの旅-3

マハーチャイ線_車両1

ホテルを出て、昨日も歩いたウォンウィエンヤイ駅へ、昨日確認した8時35分発のマハーチャイ駅行きに乗ります。
昨日のうちに確認をしておいたので、余裕をもって駅に到着、時間もあったので、朝食を買おうと思ったのですが、昨日出ていた屋台は無く、朝食に取れるよう物が売ってなかったので、セブンイレブンに入って、飲み物とパンを買って、食べながら列車が来るのを待ちます。

マハーチャイ線_車両1

マハーチャイからの列車がやってきたので、乗り込みます。
3両編成のディゼルカーです。
乗客は、地元の人ばかりで僕以外は旅行者らしき人の姿はありません。
メークローン市場へはバンコクからバスで行くことができるので、わざわざ列車で行く物好きは少ないんでしょう。

車内です。
3等車なので、エアコンはついておらず、全開の窓に天井には扇風機だけというタイの列車という趣きなのですが、この車両には「kawasaki」のロゴがあり、日本の川崎重工製のディゼルカーなのです。
川崎重工製の鉄道車両という事は、JR兵庫駅の南側に川崎重工の鉄道工場があるので、そこで造られた車両なのでしょうか。
兵庫県人としては、地元で製造された車両が遠くタイの地で走っているというのは感慨深いです。
他の車両も会社は違いますがすべて日本で造られた車両でした。
よく見れば、日本のローカル線で走っているディゼルカーとどことなく車内の雰囲気は似ている感じがしました。

8時35分の発車時刻になり、列車はマハーチャイに向けて発車しました。
発車後しばらくはバンコクの街中を走って行きますが、10分もすると高い建物もなくなり、緑が目立つ風景に変わりました。
チャオプラーヤ川のデルタ地帯の湿地帯に当たる場所を走ってゆくので、細い川や小さい沼地が目立ってきました。
列車は小さな駅にも止まっていきますが、乗降客はほとんど無く、のんびりとしたムードでマハーチャイへ向かっていきます。
終点のマハーチャイに近づくにつれ、乗客が少し増えましたが、僕が座っているボックスには他の人がやってくることなく、時刻表通りの9時28分に終点のマハーチャイに到着しました。

マハーチャイ駅
マハーチャイ駅

列車の中からは気づかなかったのですが、マハーチャイ駅も線路に沿って市場が広がっていました。
時間が無かったので、確認はしていませんが、ここも列車が来ると片付けないと走れないですね。
時間があれば、列車が通るところを見てみたかったのですが、この次に乗る予定のメークローン線の時間が迫っているので、先を急ぐことにしました。

マハーチャイからは川を渡って、対岸にあるメークローン線の始発駅バーンレームに向かいます。
渡し舟で渡れるようなので、駅から渡し舟の乗り場まで歩いていきます。

マハーチャイ_渡し舟

地図を見ながら、10分ほどで渡し舟の乗り場に到着、ちょうど対岸へ渡る船も待っているタイミングでした。
乗り込むとすぐに動き出し、数分で対岸に到着しました。
船を降りて歩いて、メークローン線の始発駅のバーンレーム駅へ向かうのですが、スマホのナビで確認しているのですが、歩いている人が全くおらず、本当にあっているのか不安になりました。
たまたま家の前に居た人に尋ねたところ、あっちと指をさしてくれたので、道は間違っていないようです。
船着場から15分ほど歩いて、バーンレーム駅に到着しました。

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