香港国際空港で久々の空港泊/2024南アジアの旅-4

香港の入国審査を終えて、制限エリア外に出てきました。
明日の朝のデリー行きは8時25分発、チェックインは6時までに来ておきたいところなので、空港内のホテルに泊まるという選択肢になるのですが、ホテルは1泊2万円以上、さすがに高すぎるということで、久々に空港泊をすることにします。

とはいえ、時間はまだ19時過ぎ、空港で過ごすには時間が長すぎるので、久々に香港の街の雰囲気だけでも味わいたいということで、エアポートエクスプレスで香港中心部へ出かけることにします。

到着ロビーに手荷物預かり所があり、ここで荷物を預けていくことにします。
料金は1時間14香港ドル(約290円)/1日165香港ドル(約3400円)で、営業時間が5:30～25:30です。
荷物を預けるときに受付のお兄ちゃんから25:30までに取りに来てねと念押しされました。

香港中心部に向かうエアポートエクスプレスの切符を購入するのですが、当日往復割引切符なるものが存在し、当日中に往復するのであれば片道料金で乗れる切符があるので購入しました。
料金は空港～香港間が115香港ドル(約2350円)です。

エアポートエクスプレスで空港から約30分、セントラルにある香港駅に到着、歩いてスターフェリーの乗り場へ。

香港でお手軽に観光できるスターフェリー、今回は2階席に乗船して中環(セントラル)から尖沙咀へ渡ります。
料金は5香港ドル(約104円)、2023年の4月に値上げして今の料金になっていますが、香港の夜景も満喫することができて約100円で乗ることができるのは、まだまだ安いと思っています。

所要時間約6分の旅で九龍半島側の尖沙咀に到着、15分ほど歩いてやってきたのが、香港一ディープな場所と呼ばれている「重慶大厦（チョンキンマンション）」です。
昔から多くのゲストハウスが入っていて、僕自身も何度かお世話になっている場所です。

時間があまりなかったのと、中で写真を撮ったりするのは治安的にやばいというイメージがあるので、外観だけを眺めましたが、以前は暗く治安が悪いというところでしたが、現在ではショッピングモールが出来ていて、観光客が多く訪れる観光名所として生まれ変わっているそうです。

上階のゲストハウスの値段も香港の物価上昇に比例するかの如く上がっているようで、昔の安くてアングラな雰囲気の重慶大厦では無くなっているようで、また機会があれば一度ゲストハウスにも泊まってみたいですね。

スターフェリーで中環(セントラル)に戻り、エアポートエクスプレスで空港に戻ります。
当日往復のチケットは有効で、追加料金を取られることなく、空港に戻ることができました。
次回以降香港でトランジットで滞在するときには、当日往復割引切符の制度を使い、香港中心部に出かけて、食事をしたり、つかの間の観光をしたりというのも良いかもしれません。

空港に戻って、手荷物預かり所で預けた荷物を引き取って、今夜の寝床を探します。
荷物を引き取ったときに、手荷物預かり所前のベンチは横になれそうだなと思ったのですが、他に良いところはないかと到着ロビー、出発ロビーと回りましたが、完全に横になれる場所はほとんど無く、そのような場所があっても、すでに先客がいます。
結局、最初に見つけた手荷物預かり所前に戻ってきました。
写真のような構造ですが、1人掛けのところに荷物を置けば、膝を立てた状態で、何とか横にはなれそうです。
今夜のベッドはここにして、横になってデリー行きのチェックインを待つことにします。