日本酒発祥の地、宍粟市庭田神社に行ってきた

ぬくゐの泉_02

仕事で宍粟市に行くことがあるのですが、「日本酒発祥の地 宍粟市」と書かれているのを見かけます。

日本酒発祥の地と呼ばれているところは、島根や奈良や宮崎などにあるそうですが、宍粟市が日本酒発祥の地としている理由は、「播磨国風土記」にカビ(麹)を使って醸された日本酒が宍粟市一宮町にある庭田神社で作られたという記述があり、それが日本で最も古い日本酒に関する記述と言われており、そこから「日本酒発祥の地 宍粟市」とされているそうです。

たまたま、庭田神社の近くを通ることになり、少し時間もあったので、庭田神社に立ち寄ってきました。

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庭田神社の本殿です。
敷地内は本殿と複数の小さな建物があるだけのこじんまりとした神社です。
参拝者が他には居なかったので、聞こえてくるのはセミの鳴き声だけでした。

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本殿の建物に「ぬくゐの泉」の場所の案内が貼ってあったので、そちらへ向かいます。

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歩いていくと、ぬくゐの泉顕彰記念碑が建っており、その脇に小さな泉がありました。
ここが「ぬくゐの泉」です。

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「ぬくゐの泉」の説明が書かれた石碑があり、庭田神社のぬくゐの泉が造酒とどのような関係があるのか紹介されてました。
同じ内容が書かれた看板が神社正面の鳥居横にありました。

日本酒発祥の地、宍粟市の酒蔵で造られたお酒を買って帰ろうと思い、宍粟市内の道の駅に立ち寄り「三笑」という銘柄の日本酒を買って帰りました。(こっちが真の目的😋)
「三笑」は元々、本家門前屋という酒蔵が造っていた銘柄なんだそうですが、1977年に醸造販売を終了し、今では造られなくなったそうです。
近年になって「三笑」を復活させようという事になり、宍粟市内に現存する2つの酒造会社である、老松酒造が「純米吟醸」、山陽盃酒造が「生酛純米」の「三笑」を現代風にアレンジして復活させたそうです。
「三笑」は宍粟市内限定商品で、宍粟市内の酒販店と飲食店でしか購入できない銘柄で、購入したのは、老松酒造の「三笑」です。
山陽盃酒造の「三笑」は売っていなかったので、次回宍粟市に来るときには、山陽盃酒造の「三笑」も購入して、飲み比べをしたいですね。

庭田神社
兵庫県宍粟市一宮町能倉1286
神社前に駐車場有

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