日本の至るところを走る国道、その国道の数は459(国土交通省ホームページより)あります。
長いのは東京都中央区から青森県青森市を結ぶ国道４号線の742.5km、そして一番短い国道は、神戸市中央区の国道１７４号線の0.2km、200メートルです。
東海道山陽新幹線の16両編成が約400メートルなので、その半分しかありません。
40kmで走る車なら約18秒、人が走って約40秒、歩いても3分もかからない距離です。
日本一短い200mの国道１７４号線を歩いてきました。
１７４号線の起点、税関本庁前交差点にやってきました。
ちょうど神戸税関の前にあり、趣のある建物がでーんと建っています。
１７４号線の看板もありますね。
「日本で一番短い国道です L=187.1m」と書かれた看板が掲示されています。
国土交通省のホームページでは200mと紹介されていますが、174号線の実際の長さはそれより短い187.1mしかありません。
道が少し左にカーブをしているので、終点の税関前交差点は見えませんが、真っすぐなら普通に見える短さです。
さすがにこの距離なら走れそうな気がします、走りませんけど。
税関本庁前交差点に観光案内図にもしっかりと174号線のおにぎり型マークがあり、ちゃんと国道だと表示されています。
税関本庁前交差点歩いて187.1m先の税関前交差点まで歩きます。
歩くこと約3分、税関前交差点に到着しました。
国道１路線を歩き切りました。(笑)
三宮駅とハーバーランド方面を結ぶ、連節バス「Port Loop（ポートループ）」も国道１７４号線を走っていて、ちょうど三宮駅に向かうバスを見ることもできました。
ポートループの全長が17.99mと書いてあったので、10台並べれば、ほぼ174号線と同じ長さですね。
１７４号線は国土交通省のホームページでも「神戸港の物資流通のための産業道路として重要な道路」と紹介されており、神戸港に出入りする大型トラックなどが多く通る交通量の多い道路で、短くても神戸では重要な国道なのです。
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