
出国手続きを終え、搭乗ゲートへ。
案内表示にはしっかりと「遅延」の文字が出ていますが、空港到着時に見た時刻からは変わっていない様子。これ以上遅れることはなさそうで、ひとまず安心です。
今回はプライオリティパスで利用できるラウンジもなく、搭乗まで特にすることもないので、ベンチに座ってのんびり待つことにしました。
当初の出発時刻である10時5分を少し過ぎた頃、搭乗手続きが開始。
このままスムーズに進めば、意外と大きな遅れにはならずに出発できるかもしれません。
今回搭乗するのは、ティーウェイ航空327便・関西国際空港行き。
機材はボーイング737-800です。
今回搭乗するティーウェイ航空は、韓国の格安航空会社(LCC)として2010年に設立されました。
前身は経営破綻したハンソン航空で、その資産を引き継ぐ形で再スタートを切っています。
当初は国内線を中心に運航していましたが、その後は日本や東南アジアなど国際線へと路線を拡大。
低価格と利便性を武器に急成長し、現在では韓国を代表するLCCの一つとなりました。
近年はヨーロッパや北米方面への進出や機材の大型化も進めています。
2026年上半期にはトリニティ航空へ社名が変更されることが発表されており、LCCからFSC(フルサービスキャリア)への転換を図ろうとしています。
ティーウェイ航空は初めての搭乗ですが、2026年上半期にはトリニティ航空へ社名が変更されるため、ティーウェイ航空の名前で利用するの今回が最初で最後になりそうです。

機内はエコノミークラスのみの3-3配列。
前方座席の一部がプレミアムシートと書かれたカバーが座席にかかっていました。
プレミアムシートは前後の座席間隔が少し広いようです。

通常席には白いカバーがかけられており、機内はすっきりとした印象。
今回は窓側の席を選びました。
シートモニターはなく、コンセントやUSBポートといった充電設備も非搭載。
設備はかなりシンプルな仕様です。
また、窓のシェードはあらかじめ下ろされていて、外の様子は見えない状態に。
清州国際空港は軍用空港としても利用されているため、機内からの偵察や撮影を防ぐ目的で、離着陸時にはブラインドを閉めるルールがあるそうです。

安全のしおりには日本語の案内もあり、日本路線の多さがうかがえます。
改めて機内を見渡すと、搭乗率はほぼ満席。
私が座った3人掛けの席も通路側・中央ともに埋まっていて、周囲にも空席はほとんど見当たりませんでした。
乗客は韓国の方が中心といった印象です。
日本へ戻るには少し早い時間帯ですが、日本へ向かうにはちょうどいい便なので、そうした傾向なのかもしれません。
やがてドアが閉まり、プッシュバックが開始。
そのまま滑走路へ向かっているはずですが、シェードが閉じられているため外の様子は分からず、少し落ち着かない感覚です。
いつもとは違う雰囲気のまま、関西国際空港へ向けて離陸しました。

LCCのため機内では有料サービスが中心で、無料のドリンク提供などはありません。往路で利用したエアロKのときにも感じましたが、日本〜韓国間のフライトであれば、機内食やシートモニターがなくても特に不便は感じません。
その分、運賃を抑えて食事や現地での体験にお金を使う方が、満足度は高いのではないかと思います。
機内誌を眺めながら、のんびりと関西国際空港へ向かいます。
やがてシートベルト着用サインが点灯し、着陸態勢へ。
シェードを上げて外を見ると、どうやら徳島県上空を飛行している様子。
関西国際空港までは、もうすぐです。
11時54分関西国際空港に着陸しました。
ティーウェイ航空はLCCですが、第2ターミナルではなく、第1ターミナルを利用しています。
着陸から15分ほどで第1ターミナルのスポットに到着しました。
降機して入国審査へ向かいます。


日本人帰国者が少ない時間帯だったのと預けた荷物が無かったこともあり、飛行機を降機して15分で制限エリア外に出てくることができました。
今回は、松本から大阪へ戻るのに韓国・清州を経由するという、なかなか珍しいルートで旅してみましたが、気になるのはやはりその費用です。
航空券はいずれもTrip.comで予約し、松本〜清州が5,170円、清州〜関西が4,370円。さらに関西空港から大阪駅まではJR関空快速を利用して1,180円。合計は10,720円でした(2025年9月時点)。
一方で、松本から大阪までJRの特急しなのと新幹線ひかり(指定席)を利用すると11,770円(同時点)。
単純な移動費だけで比べると、まさかの韓国経由の方が安いという驚きの結果になりました。
もちろん、今回は清州での宿泊や焼肉などの食事代もかかっているため、トータルではそれなりの出費にはなっています。
今回はたまたまエアロKのチャーター機の一般販売分ととティーウェイ航空の激安便を見つけられたこともあったのですが、航空会社間の価格競争が激しいというのが理由だと思います。
関西空港発着の韓国路線はLCCだけでも韓国系が複数社、さらに日系のピーチも加わり、多くの航空会社がしのぎを削っている状況です。
最近は中東情勢の影響で燃料費が高騰し、航空券の価格も全体的に上昇傾向にありますが、それでもセールをうまく活用すれば、驚くほど安く移動できることもあります。
また地方へ出かける機会があれば、あえて海外を経由して帰ってくる――そんな少し変わったルートの旅をまたやってみたいですね。
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