バンコク乗り継ぎ観光|ワット・パークナムから徒歩で巡る個性派寺院「ワット・クンチャン」【2026南部アフリカの旅 #4】

ワット・パークナムから運河に架かる橋を渡り、次の目的地であるワット・クンチャンへ向かいます。

ワットパークナム_大仏塔と黄金の大仏-背面

この橋は人気の撮影スポットになっており、振り返れば先ほど訪れたワット・パークナムの黄金の大仏と大仏塔を一望できます。

ワットクンチャン_黄金の大仏-背面

一方、進行方向にはこれから訪れるワット・クンチャンの黄金の大仏と、その背後で横たわる巨大な涅槃仏が見え、2つの寺院を同時に眺められる絶好のビューポイントです。

橋を渡り終えると、ワット・クンチャンの境内に到着しました。

ワットクンチャン_全景
ワットクンチャン_境内案内

ワット・クンチャンは1827年に建立された歴史ある寺院です。
ビルマ(現ミャンマー)風の像や建築様式が見られ、一般的なタイの寺院とは違った境内が特徴となっています。

ワット・パークナムのテラスから見えた黄金の大仏を向かいます。

ワットクンチャン_ラーフ神とチャトゥカーム・ラーマテープ

正面に回ると、まず目に飛び込んできたのは、上半身だけの真っ黒な姿をした巨大な「ラーフ神」の像でした。
その独特な姿は、ひと目見ただけで強烈なインパクトを与えます。
インド神話やタイの民間信仰において、ラーフは太陽や月を巨大な口で飲み込み、日食や月食を起こす神様とされています。
ワット・クンチャンのラーフ神も、月や太陽を表した金色の球を口にくわえ、不敵な眼差しで参拝者を見つめています。どこか恐ろしさを感じさせながらも、不思議と愛嬌もあり、一度見たら忘れられない存在感でした。

ラーフ神にお祈りをする際は、黒いお米や黒いゼリーなど、「黒いお供え物」を捧げるのがタイの伝統的な習わしだそうです。

ワットクンチャン_黄金の大仏

ラーフ神のすぐ後ろには、3つの頭を持つ巨大な聖獣「エラワン(白い象)」が控えています。
ヒンドゥー教ではインドラ神の乗り物として知られるエラワンですが、この寺院では巨大な黄金の大仏を背中で支える重要な役割を担っています。
よく見ると、3頭の象はそれぞれ表情が異なり、どこかコミカルで愛嬌たっぷり。巨大な大仏を懸命に支えているようにも見え、思わず見入ってしまいました。

そのエラワンの背中に鎮座しているのが、この寺院のシンボルともいえる黄金の大仏です。
ワット・パークナムの黄金の大仏が、タイ寺院らしいふっくらと優しい表情なのに対し、こちらはミャンマー(ビルマ)様式の影響を受けた顔立ちが特徴です。
顎のラインはシャープで、鼻筋や眉もくっきりとしており、穏やかな中にも力強い威厳が感じられました。
さらに裏側へ回ると、大仏の背後から真っ赤な炎が燃え上がっているかのような姿が現れます。
これは仏様の後光(オーラ)を表現した装飾ですが、その迫力は、まるで特撮ヒーローの変身シーンを見ているかのよう。正面とはまったく異なる印象で、こちらも見逃せない見どころです。

ワットクンチャン_涅槃仏

黄金の大仏以外にも寺院内には、たくさんの見どころがありました。
「妖艶」という表現がぴったりな巨大な涅槃仏が横たわり、その周囲にはミャンマー様式の建物が建ち並びます。

ワットクンチャン_寺院建物-1
ワットクンチャン_動物像-1
ワットクンチャン_動物像-2
ワットクンチャン_寺院建物-2

建物の隙間からは、赤・青・黄色の原色で彩られたライオンやトラ、ヒョウなどの猛獣たちが次々と姿を現し、境内はどこを見ても色鮮やかで賑やかな雰囲気に包まれていました。

ワット・パークナムとは対照的に、ワット・クンチャンは個性あふれる見どころが詰まった寺院でした。
巨大なラーフ神やエラワン、大仏、色鮮やかな像の数々など、歩くたびに新しい発見があり、最後まで飽きることなく楽しめます。
ワット・パークナムから徒歩数分でアクセスできるので、バンコク観光の際はぜひ2つの寺院をあわせて訪れてみてください。

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