世界遺産「開平楼閣と村落」蜆岡鎮錦江里/2025中国の旅-7

赤坎・広東華僑国際観光リゾートを後にし、世界遺産「開平楼閣と村落」の構成村落をめぐっていきます。
最初に向かったのは市街地から最も離れた場所にある「蜆岡鎮錦江里」です。

錦江里_門

赤坎・広東華僑国際観光リゾートから車で30分弱、錦江里のゲートに到着したのですが、先ほどまでの喧騒と違って、周囲には全く人の気配がありません。
乗ってきたタクシーが去ってしまうと、あたりにはシーン……とした静寂が広がりました。「見学の間、待っていてもらうべきだったか……」 そんな後悔が頭をよぎりましたが、車はすでに視界の彼方、後の祭りです。

開平楼閣共通チケット

気を取り直して、ゲート前のチケット売り場で入場券を購入します。
チケットは「錦江里」のみが50元。
一方、「錦江里」「馬降龍村落群」「自力村」「三門里」の4か所を見学できる共通チケットは180元です。
共通チケットは2日間有効なので、4か所すべてを巡る予定ならこちらのほうがお得です。
今回は「錦江里」「馬降龍村落群」「自力村」「三門里」の4か所を回る予定だったため、共通チケットを購入して入場しました。

錦江里_世界遺産モニュメント

池のほとりにあった世界遺産のモニュメントを写真に収めてから集落へ向かいます。

瑞石楼_遠景

錦江里のランドマーク端石楼が見えています。

錦江里_街並み

錦江里の集落は赤坎リゾートとは違い、今も住民が暮らしています。
軒先には洗濯物が干されていて、生活の息づかいを感じることができました。

錦江里_壁画

趣のある壁画などを眺めながら集落内を進んでいくと、瑞石楼の前に到着しました。

瑞石楼

瑞石楼は錦江里で最も有名な楼閣だけに、ぜひ中へ入ってみたかったのですが、入口の扉は閉まっていて内部を見学することができません。
話によると管理人の方に入場料を支払えば見学できるようなのですが、この日は建物の周辺に誰もおらず、管理人の姿も見当たりませんでした。
しばらく様子を見てみたものの状況は変わらず、残念ながら内部の見学は諦めることにしました。

錦江楼

その横に建っている錦江楼のドアは開いていましたが、こちらは上階に展望できるスペースがないようなので、入らずに。

さらに横の昇峰楼には受付の人がいたので、中に入ります。

昇峰楼
錦江里_昇峰楼_内部2
錦江里_昇峰楼_内部3
錦江里_昇峰楼_内部4
錦江里_昇峰楼_内部5
錦江里_昇峰楼_内部6


建物は5階建てになっていて、1階から順番に見学していきます。

館内には当時使われていた大型の家具が残されており、往時の暮らしぶりをうかがうことができます。

どの家具も立派な造りで、高級そうなものが多く、当時の住人が相当な財力を持っていたことが感じられました。

最近撮影されたっぽい気もしますが、ここの住人の方の写真でしょうか?

錦江里_昇峰楼_風景1

最上階まで上がってきました。
ここからは、入ることのできなかった瑞石楼を眺めます。
横から見ても上層部は立派で、ひときわ目を引く存在です。

錦江里_昇峰楼_風景2

昇峰楼から眺めた錦江里集落です。
周囲を一望できるほど見晴らしが良く、かつて見張り台として建てられた理由を実感できる景色が広がっていました。

これで錦江里の見学は終了。次は馬降龍村へ向かいます。
錦江里で「DiDi(滴滴出行)」を使って車を呼ぼうとしたのですが、「近くに利用可能な車両がありません」と表示されてしまいました。さすがに楼閣が点在する農村部だけあって、配車できる車も限られているようです。
そこで、約1km離れた大通りまで歩いて移動することにしました。
大通りに出てから改めてDiDiを開いてみると、近くに車を発見。すぐに配車を依頼することができました。
改めて配車アプリの便利さを実感しながら、次の目的地である馬降龍村へ向かいます。

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