Yahooニュースにこんな記事が上がっていました
日本でタレントとして活躍していたゾマホン・イドゥス・ルフィン氏(以下ゾマホン氏)が母国ベナンの国会「国民議会」の選挙に出馬するそうです。
ゾマホン氏は日本でタレント活動をして稼いだお金で母国に小学校を建設するなどされていて、その後駐日ベナン国大使になったと聞いていたのですが、2016年に退任されていたのですね。
ゾマホン氏の母国ベナンへは2003年に行ったことがあります。
その時にゾマホン氏が建てた小学校の一つたけし小学校に立ち寄りました。
たけし小学校は最大都市のコトヌーからは北の内陸に入ったボルグー県コロボロルという街にあります。
当時ベナンを旅した日本人は結構な人がこの小学校に立ち寄っていて、情報もあったこともあり、簡単に行くことができました。
ボルグー県の県都パラクーに滞在して日帰りで行ってきました。
学校に着くと、学校の関係者の方がいらっしゃったので、声をかけさせていただきました。
突然の訪問だったのですが、少し話をした後に学校を案内していただけることになりました。
教室、トイレ、井戸などを見せてもらったのですが、あちらこちらにゾマホン氏の名前とたけし「JAPON」の文字が書かれたプレートもありました。
校舎の建物だけでなく、必要な器材一式も提供したそうです。
先生の話からゾマホン氏には本当に感謝しているというのがよく分かる話し振りでした。
最後に生徒たちに集まってもらって撮影をさせてもらって終了。
1時間ほどの滞在でしたが、アフリカの学校を見学させてもらえる機会はそうそうないことです。
ゾマホン氏が選挙に出るという記事を見て、当時を久しぶりに思い出しました。
2003年に訪れたベナンは、アフリカの田舎という感じの国でした。
最大都市のコトヌーでも、高い建物は少なかったです。
コトヌー近郊にはアフリカ最大の水上集落ガンビエがあり、「アフリカのベネチア」とも呼ばれています。
ベナンには「アボメイの王宮群」という世界遺産もあります。
当時は世界遺産の中に普通にトウモロコシ畑があったりして手入れが行き届いていないようでしたが、2007年に危機遺産リストから解除されているので、今は整備されているのかな。
日本でも活躍されたゾマホン氏には、これからも頑張って欲しいですね。
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