日本ではレアな飛行機エアバスA220でチューリッヒから初訪問国マルタ入国/2023南ヨーロッパの旅-4

LX1790_機体2

スイスのチューリッヒからマルタへ向かいます。

一晩過ごした空港内のカプセルホテルを出て、スイスエアーのチェックインカウンターへ、チケットは昨日、成田空港で発券されたチケットでそのまま乗ることが出来たのですが、預け荷物があるために搭乗手続きを行います。
スイスとマルタはヨーロッパのシェンゲン協定に加盟している国同士なので、出国手続きは無く、荷物検査のみでそのまま搭乗ゲートへ向かえます。
国際線に乗りますが、国内線に乗る感覚、この体験は日本ですることが無いので、違和感を感じてしまいます。

出発時刻まで2時間以上あるのでラウンジへ、チューリッヒにはプライオリティパスで利用することができるラウンジが3つあるので、その中から「Aspire Lounge」に入りました。
ラウンジ内は椅子がたくさんあり、僕がいる間は座席が満席になるようなことはありませんでした。
もちろんWifiも使うことができますし、コンセントもあるので、充電なども可能です。

散々書いてますが、物価の高いスイスで朝食を食べると軽く3000円になってしまうので、ラウンジで頂くことができる食事で朝食にします。
食事を食べながら1時間ほど過ごしていると、搭乗開始時刻が近づいてきたので、ゲートに向かいます。

LX1790便はA81ゲートからの出発ですが、出発時刻が5分遅れの11時45分に変更になっています。
案内の中に「OPERATED BY AIR BALTIC」という表示が、これから乗るLX1790便はスイスエアの便名がついていて、エアマルタの共同運航便ですが、実際に運行するのはエアバルティックというラトビアの航空会社のようです。

LX1790_機体1

搭乗ゲートから見える飛行機もスイスエアーの機体では無く「air baltic」と書かれた白と黄緑色の機体が止まっています。
エアバルティックはラトビアの国営航空会社でラトビアのフラッグキャリアであり、格安航空会社としての運営を行っているとウイキペディアに書かれています。
日本だとANAやJAL便だけど、実際に運行するのはエアアジアやベトジェットと言った感じでしょうか、日本の航空会社では考えられない状況です。

搭乗開始されたので、機内へ向かいます。
機体はエアバスA220-300、エアバスA220は日本の航空会社には運行されていない機体なので、僕自身も初めての搭乗です。
客室はエコノミークラスのみで2-3の座席配置の単通路機ですが、2-3の座席配置というのは初めてです。
単通路機では2-2か3-3の座席配置の飛行機しかこれまで見たことは無かったのですが、小さめの機体で最大限の人数を乗せれるように考えられたレイアウトだと思いました。
座席は、背面に機内誌や安全のしおりが入っているポケットだけでモニターはついておらず、頭上に小さなモニターがあるだけです。
安全のしおりもイラストのみで説明していて、文字の説明はありません。

機内サービスの案内も入っていましたが、飲物や食事はすべて有料です。
別日に搭乗したバルセロナからウイーンでも飲物や食事の提供は無かったので、ヨーロッパの航空会社はシェンゲン協定内の路線については、基本的に飲物や食事は有料になっているのでしょうか。

12時12分、定刻より30分ほど遅れてチューリッヒ空港からマルタへ向けて出発です。
シートベルトサインが消えると、ミネラルウォーターと成田からの便でも配られたスイスエアーのロゴが入ったチョコレートが配られる機内サービスがありました。

各座席のモニターは無いので、当然機内エンターテインメントサービスも無いので、窓からの景色を眺めるぐらいしかありません。
幸いなことにこの日のフライトは天気が良く、チューリッヒから南下してイタリア上空を飛んでいる間も地上の様子がはっきり見えていて、機外の景色を楽しみながら過ごしていると、目的地のマルタが近づいてきました。

LX1790_機体2

チューリッヒ空港を出発して約2時間、14時15分にマルタ国際空港に到着しました。
タラップ降りて、連絡バスに乗って到着ゲートへ向かいます。

マルタもシェンゲン協定加盟国なので、入国審査はありませんので、成田で預けた荷物を受け取って128ヶ国目の訪問国マルタ入国です。

空港の外に出てきましたが、マルタ唯一の国際空港ですが、こじんまりとした建物です。

空港にはマルタ各所へ向かう路線バスが発着しており、安く移動することが可能です。
バスの本数も路線によりますが、1時間に2本程度はあったので、行ったところでも少し待てば来るような感じです。
乗車にはバスカードが必要ですが、カードはバス停横の自動販売機で購入可能です。
路線バスに乗って、予約したホテルのあるマルタ中心部へ向かいます。

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